MRのブックログ

「新しい自分になる読書」をモットーに読んだ本の感想や本の情報を書いていきます。よく読む本は、お金関係の本やビジネス本、自己啓発本、ホリエ本。自分らしくある為の読書をしています。もし気に入った記事があれば読者になっていただければ幸いです。

【書評】今月の一冊

今月は、2冊しかご紹介できませんでしたが、2018年6月に最も印象に残った1冊を発表します。

今月の1冊はこれです。

 

 

1万円起業 文庫版

1万円起業 文庫版

  • 作者:クリス・ギレボー
  • 出版社:飛鳥新社
  • 発売日: 2015-04-25

 というわけで今月最も印象に残った書籍は「1万円起業」でした。

 

リスクを抑えて起業

本書では、タイトル通り1万円から数万円で起業し、500万円以上の利益を出す様になった人々を紹介されています。

その人々がどの様にして起業し、利益を出す様になれたかという事からその手法からいかにリスクを抑えて起業したのかやそのマーケティングの手法などを学べます。

 

詳しい記事はこちら↓↓

mr01.hatenadiary.jp

 

 

【書評】「1万円起業」を読んで

みなさんは、大好きな事はあるでしょうか?

映画や旅行など世の中には無数の趣味があり、それに情熱を傾けている方は多いと思います。

 

その情熱がビジネスになるしたらどうでしょう?

好きな事で生きて行くのは、人生の意味を大きく変えるのではないでしょうか?

そこで今回、紹介する書籍は

1万円起業」です。

タイトル通りに少額のお金と情熱を傾けられる事をビジネスした人々の実際の例を元にそのノウハウとマーケティングの知識が紹介された一冊です。

1万円起業 文庫版

1万円起業 文庫版

  • 作者:クリス・ギレボー
  • 出版社:飛鳥新社
  • 発売日: 2015-04-25

 

ページ数

285ページ

読了までの時間

約3時間20分

(※あくまで目安です。)

著者紹介

クリス・ギレバー

作家、起業家、トラベラー

オンライン出版から西アフリカの社会起業に至るまで、さまざまな場所であらゆる形のビジネスを生み出し続ける

35歳なる前に世界中のほとんどすべて国を訪れ、本当に自分が満足できる生活を求める人へ起業や副業の実用的なアドバイスを届ける事に情熱を注ぐ。

 

本書の目次

第1部 気が付けば起業家

第2部 さぁ、街で売ろう

第3部 利益を増やす次の一手

本書の内容

元手を1万円~数万円で始められて、年間500万円以上を稼いだ人々を例に、片手間で始めて充分に稼げるようになる方法を紹介。

10万部を売り上げたベストセラー

 

本書の感想

マイクロ起業とマーケティング

本書は、1万円から数万円でビジネスを始めて充分な収入を得られる様になった人々を例にそのノウハウを紹介しています。

 

元手は、それほどいりませんが必要なのは情熱を持てる「何か」であり、それをビジネスに変えるやる気と行動力だと感じました。

やはり、そのビジネスを持続可能の物にするにはマーケティングの知識が必要な様で、本書はその為のマーケティングが具体例とともに紹介されています。

 

マーケティングと言えば、少し理屈っぽくなりそうですが、本書では小さなビジネスの具体例を挙げて解説されている為、非常に分かりやすくなっています。

 

ビジネスは情熱だけではいけない

本書を読んで思ったのは、自分の好きな事でビジネスをしていく為には、お金もあって越した事はないですが、最も必要なものは情熱だと感じました。

 

しかし、情熱のみでは決して利益を出して、持続可能なビジネスを行う事は不可能だと思います。

まず、自分が情熱を傾けられる何かがある人は、「それが誰かの役に立つか?」「それが誰かにとって価値があるものか?」という事から考えるべきだと思いました。

 

まとめ

すこし前まで、起業と言えば多額のお金と多くの人手が必要だというイメージがありましたが、現在では必ずしもそうではありません。

インターネットの登場と人々の価値観の多様化により、少額のお金で事業を起こす事が可能になり、今までビジネスにならなかった様な事が、利益を生む時代になってきました。

 

始める事に多額のお金がかからなければ、万が一失敗しても再スタートしやすいと思います。

今自分の情熱を傾けられるものがあってビジネスに興味がある人は、本書を読んでそれが誰かの価値になるかどうか考えてみてもいいかもしれません。

 

こんな人におすすめ

  • 起業をお考えの方
  • 情熱を傾けられる事がありそれをビジネスにした方
  • 起業を考えているがいきなり大きく行動する事にためらっている方

この本であなたが新しい自分になれたら幸いです。

 

【書評】戦略は「1杯のコーヒー」から学べを読んで

 昔は、コーヒーを飲む場所と言えば喫茶店くらいしかありませんでした。

ですが、現在はコンビニなどでもコーヒーが飲める様になりました。

スターバックスコーヒーなどの登場により、営業の方などは外回り時に休憩ついでにコーヒーを1杯なんて事も珍しくなくなったと思います。

 

それだけではなく、ネスレネスカフェアンバサダーが登場した事によりオフィスでも本格的なコーヒーを飲む事もできる様になりました。

 

この様に、コーヒーは各企業のビジネス戦略的に重要な役割を果たしています。

今回は、そのコーヒーを題材にビジネス戦略の事をわかりやすく書いた本

戦略は「1杯のコーヒー」から学べ」を読んだ感想を書いていきます。

本書は「100円のコーラを1000円で売る方法」シリーズ著者永井孝尚さんが書いた本です。

 

 

 著書紹介

永井孝尚

1984年 慶応義塾大学工学部卒業後、日本アイ・ビー・エムに入社

1991年 IBM大和研究所の製品プランナー、製品開発マネージャー

1998年 戦略マケティングマネジャー CRMソリューション、ソフトウェア事業部などの事業戦略と実施を担当

2013年 日本アイ・ビー・エム退社

同年 オフィス永井(現 ウォンツアンドバリュー)の代表就任

 

本書以外の著書に、

100円のコーラを1000円で売る方法

100円のコーラを1000円で売る方法2

100円のコーラを1000円で売る方法 3 

「戦略力」が身につく方法 (PHPビジネス新書)

売れる仕組みをどう作るか トルネード式 仮説検証(PDCA)

など

 

ページ数

254ページ

読了までの時間

 約3時間

(※あくまで目安です)

本書の目次

 1杯目 ドトールの本当の勝因は「低価格戦略」ではない

2杯目 「邪道」と言われた缶コーヒー

3杯目 マクドナルドがプレミアムローストで目指したもの

4杯目 「コーヒーの香り」を失ったスタバが考え続けたこと

5杯目 ネスレはなぜコーヒーマシーンを無償で提供するのか?

6杯目 5度目の正直で大ヒットしたセブンカフェ

7杯目 「コーヒー界のアップルブルーボトルの第3の波

8杯目 お客はカフェの「何に」お金を払うのか?

9杯目 サスティナブルでないコーヒーは生き残れない

10杯目 スタバがほとんど広告費をかけない理由とは?

本書の内容

ビジネス戦略を物語形式で分かりやすく書いた一冊。

ブラック企業を逃げ出しひょんな事からドリームコーヒーで働き出した新町さくらだったが、コーヒー業界はビジネス戦略の宝庫だった。

様々な事例をあげビジネス戦略を分かりやすく解説するビジネス戦略の入門書。

 

本書の感想

コーヒー業界から見るビジネス戦略

コーヒーの熱狂的なファンでなくてもコーヒーを日常的に飲んでいる方は多いと思います。

本書は、多くの人が1度は飲んだ事あるコーヒーが題材になっているので、より興味を持って読み進める事ができると思います。

普段、何気なく飲んでいるコーヒー1杯にもこれだけの戦略が詰まっているとは驚きでした。

 

自社の強みを磨き上げろ

人材やお金も会社にとって資産ですが、自社の強みも資産の1つではないでしょうか?

しかし、単に強みと言ってもそれを探すのは容易ではありません。

他社になくて自社にないものを見つけたり、作り上げる事により自社にしか提供できない価値をお客様に提供する事ができる様になりそれが利益を生む根源になるのです。

本書では、どの様に強みを見つけるか?という事が物語形式で書かれている為、とても分かりやすくその重要性もよく分かります。

 

営業の方やビジネスマンも自社の強みを知る事はとても重要ではないでしょうか

自社の強みを知れば交渉の現場などで役に立つのと思います。

自社の強みを武器に、現場で活躍する事が結果につながるのではないでしょうか。

 まとめ

今、日本では価格が安くていい物が当たり前になってきています。

しかし、それが過当競争を生み経済を疲弊されるという副作用も同時にある事も事実です。

それは、ただお客様の言う事を聞くだけのイエスマンになってしまった結果ではないでしょうか?

その体質から脱却する為には、自社の強みを徹底的に磨き上げまだお客様が気づいていないニーズにいち早く気づきそれを提供する事が重要だと思います。

 

同時に、企業だけではなく個人も自分の強みを磨き上げる事で唯一無二の人材なれると感じました。

 

 

  

こんな人におすすめ

  • ビジネスマン
  • 起業を目指している方
  • 自分の商品やサービスの売り方に悩んでいる方

この本があなたの役に立てれば幸いです。

こちらもチェック↓↓↓

 

mr01.hatenadiary.jp

 

今月の一冊

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今回は、5月にこのブログで紹介した本の中から私が最も印象に残った本を選びます。

 

今月、最も印象に残った本はこれです。


革命のファンファーレ 現代のお金と広告 (幻冬舎単行本)
 

と言う訳で今回は、「革命のファンファーレ」を選びました。

「お金2.0」と迷いましたが、今まであまり関心がなかった西野亮廣さんの考え方が素晴らしかったので選びました。

 

革命のファンファーレの書評記事はこちらです。↓↓↓

mr01.hatenadiary.jp

 

お金2.0の書評記事はこちら↓↓↓

mr01.hatenadiary.jp

 

これからもみなさんにより良い本を紹介できる様に頑張りますので、よろしくお願いします。

 

【書評】これ、いったいどうやったら売れるんですか?を読んで

日常生活の中で、どうしてあれが流行っているのだろう?

と疑問に思った事はないでしょうか?

 

その疑問を解決する鍵はマーケティングにあるかもしれません。

これからの時代は営業マンはもちろんの事、売る方法に無関係そうに見える職種もマーケティングの知識が必須になるのではないでしょうか。

 

そこで、今回は「これ、いったいどうやったら売れるですか?」を読んだ感想を書いていきます。

 

本書は、「100円のコーラを1000円で売る方法シリーズ」の永井孝尚さんが書いた著書になっています。

 

新書なので電車の中などでも手軽に読めます。

 

 

 著書紹介

永井孝尚

1984年 慶応義塾大学工学部卒業後、日本アイ・ビー・エムに入社

1991年 IBM大和研究所の製品プランナー、製品開発マネージャー

1998年 戦略マケティングマネジャー CRMソリューション、ソフトウェア事業部などの事業戦略と実施を担当

2013年 日本アイ・ビー・エム退社

同年 オフィス永井(現 ウォンツアンドバリュー)の代表就任

 

本書以外の著書に、

100円のコーラを1000円で売る方法

100円のコーラを1000円で売る方法2

100円のコーラを1000円で売る方法 3 

「戦略力」が身につく方法 (PHPビジネス新書)

売れる仕組みをどう作るか トルネード式 仮説検証(PDCA)

など

 

ページ数

207ページ

読了までの時間

 約2時間30分

(※あくまで目安です)

本書の目次

第1章 腕時計をする人は少ないのになぜ腕時計のCMは増えているのか?

  「バリュープロポジション」と「ブルーオーシャン戦略」

 

第2章 人はベンツを買った後どうしてベンツの広告を見てしまうのか

  「顧客」と「ブランド」

 

第3章 雪の北海道でマンゴーを育てる

  「商品戦略」と「顧客開発」

 

第4章 あの行列のプリン屋が赤字の理由

  「価格戦略

 

第5章 なぜセブンの隣にセブンがあるのか?

  「チャンネル戦略」と「ランチェスター戦略」

 

第6章 女性の太った財布には、何が入っているのか

  「プロモーション戦略」と「マーケティングミックス(4P)」

 

第7章 きゃりーぱみゅぱみゅは、なぜブレイクしたのか?

  「イノベーター戦略」と「キャズム戦略」

 

第8章 古本屋がふつうの本屋より儲かる理由 

 「マイケル・ポーター5つのちから」と「競争戦略」

 

 

本書の内容

ベストセラーになった「100円のコーラを1000円で売る方法シリーズ」の著者が書いた身近な8つの事例からマーケティングを学べる一冊。

 

腕時計、マンゴー、きゃりーぱみゅぱみゅからマーケティングとは一体何か?を学ぶ。

ビジネスマンや起業を目指している方に必須のマーケティング知識をこの一冊から始めよう。

 

本書の感想

「100円のコーラを1000円で売る方法シリーズ」の知識を深化

よく、知識を得る為に入門書を読んだ後、その次にどんな本を読んだらいいかわからない事があります。

私は、著者の「100円のコーラを1000円売る方法シリーズ」を全て読んでいますが、本書はそのシリーズで書かれていた知識をさらに深化させて書いてあるので、100円のコーラシリーズを読んだ方は、読みやすく更に知識が深まったと実感できると思います。

 

もちろん、100円のコーラシリーズを読んでいない方でも、充分にマーケティングを学ぶ事ができます。

 

日常生活の中にあるマーケティング

100円のコーラシリーズも、ストーリー形式で書かれていて分かりやすかったのですが、今回はストーリー形式ではなく、日常の身近な事例からマーケティングを学ぶ事でできる為、日常の中でどの様な所でマーケティングが導入されているのかの意識が養える様になると思います。

 

ベンツの話は、知らない事ばかりだったので特に面白かったです。

 

まとめ

流行る物と流行らずに終わってしまうものの差は何か?

この2つの差は企業にとっては重要です。

そのカギはマーケティングにもあるでしょう。

私は、このマーケティングを知る以前は、「いい製品やサービスならお客の方から寄ってくるよ」と考えていましたが、間違っていたようです。

どんなに素晴らしい製品やサービスでもそれを使ってくれる人に、知ってもらわなければ意味がありません。

 

しかも、どんなお客さんに使ってもらいたいかを明確にして、そのお客さんにどの様に届くかまで考えなくてはならないマーケティングは非常に奥が深いと改めて感じました。

 

本書の表紙が、私が昔ファンだった広末涼子さんだったのでうれしかったです。

 

 

こんな人におすすめ

  • ビジネスマン、特に営業マン
  • 起業を目指している方
  • 自分の商品やサービスの売り方に悩んでいる方
  • マーケティング初学者

この本があなたの役に立てれば幸いです。

【書評】必ず食える1%の人になる方法を読んで

AIの活用や消費者の好みの多様化、グローバル経済の加速により経済や働き方は一層、不透明感が増しています。

 

終身雇用制度も崩壊しつつある中、昔の様に会社に食わせてもらう時代はやがて終わります。

「そんな新時代を生き抜いていく方法は何か?」

それは、自分をレアな人材にする事です。

そうなれれば、不透明な新時代を生き抜く事ができるのではないでしょうか。

 

そのヒントになる著書「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」を読んだ感想を書いていきます。

 

ページ数

231ページ

読了までの時間

約2時間50分

(*あくまで目安です。)

著者紹介

藤原和博

1955年 東京都生まれ

1978年 東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルートに入社

1993年 ヨーロッパ駐在

1996年 同社フェローになる

2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区和田中学校校長を務める

2008年~2011年 橋本大阪府知事特別顧問を務める

本書以外の著書に、

人生の教科書 よのなかのルール (ちくま文庫) 

 

藤原流200字意見文トレーニング―未来を生き抜くための「柔らかアタマ」をつくろう!! 

10年後、君に仕事はあるのか?―――未来を生きるための「雇われる力」 

 他多数

本書の目次

序章 すべての人に共通する3つの条件

  まず3条件をクリアして「8分の1」の人になれ!

第1章 経済的価値✖権力志向>>>社長タイプ

    「力」を求める人の4つの条件

第2章 経済的価値✖プロ志向>>>自営業タイプ

    「技」を求める人の4つの条件

第3章 経済以外の価値✖権力志向>>公務員タイプ

    「つながり」を求める人の4つの条件

第4章 経済以外の価値✖プロ志向>>研究者タイプ

    「好き」を求める人の4つの条件

本書の内容

世界をまたにかけるグローバルエリート以外の人々が現代を生き抜く為の極意。

それは「100人に1人の人材」になる事だ。

心配することない「100人に1人の人材」になる事は難しくない。

その為の7つの条件を、4つのタイプに分けて紹介する。

 

本書の感想

著者の経歴がすごい

まず、著者の経歴がすごいです。

まだ中小企業だったが現在は大企業のリクルートに入社して、一般的には、そこの会社員生活でキャリアを終えてもいいと思うのですが、中学校の校長先生や政治の世界など様々な業界の越境者になった著者はまさに100人に1人を超えて、100万人の1人くらいの人材ではないでしょうか。

 

おそらく、様々な業界の知識を持った著者の様な人材はどんな時代でも必要とされると思います。

私は、とうの昔に中学校を卒業していますが、中学時代は朝礼の校長先生のやたら長い話しが嫌いでしたが、こんな校長先生の話ならもっと興味を持って聞けたに違いありません。

 

 

4つのタイプに分けて紹介されている1%になる方法

100人に1人のレアな存在になるという事は1%の人材になるという事です。

本書は、1%の人材になる方法を4つのタイプに分けて紹介している為に読者が一番自分に近いタイプを選んで実践できる様になっているのが一番の特長です。

 

ほとんどのビジネス書は自分の合った本を選んで、読む必要があるのですが、本書は多くの方に為になると思います。

 

それぞれのタイプに1%になる7つの条件は、そのほとんどが自分の努力でどうにかできるものなのでかなり実践しやすいと思います。

 

いくつもの分野を経験し貴重な人材になれ

終身雇用制度の崩壊が始まっている現代、昔の様に1つの企業で働いてキャリアを終える事は難しくなると本書の中では書かれています。

そんな中を生き抜いていく術は、自分自身をレアな人材にする事です。

その人にしかできない事、その人にしかない知識を得る事でレアな人材になる事が出来ます。

その為には、できるだけ多くの分野に興味を持ち、1万時間を投入する事でプロになりそのプロになった分野を複数掛け合わせる事で、そのレアさが増す、重要性を本書の中では指摘しています。

 

重要なのは、自分がプロだと言える分野を複数持つことです

 

これからの時代は、1つの事に執着しすぎる事なく柔軟な発想や行動が今よりも大切になり、自分らしさで勝負する時代になるかもしれないと思いました。

 

まとめ

複数の分野に自分の時間を1万時間投入する事は簡単ではありません。

日常生活を見直して、やらない事を決めて1万時間をつくりだす事になります。

つまり、時間のマネジメントが大切だと改めて感じました。

 

かつてはお金を稼ぐには、企業に雇われて会社員として生きて行くの一般的でしたが、インターネットの発達で、現代は一昔と違いお金を稼ぐ方法は、様々になっています。

 

本書ではサラリーマンタイプももちろんですが、4つのタイプで1%になる方法が7つの条件として分かりやすく書かれている為、実践しやすいと思います。

 

今の自分のこの先の働き方に迷っている方は、本書を読んで自分に近いタイプの1%になる為の7つ条件を達成する事から始めてもいいかもしれません。

 

 

こんな人におすすめ

  • この先のキャリアの築き方に悩んでいる方
  • これから新卒で就職する人
  • 転職を考えている方
  • 今のキャリアとは別のキャリアを築こうと思っている方
  • 今の働きに迷っている方

この本であなたが新しい自分になれたら幸いです。

 

【書評】【お金2.0】資本主義の次は価値主義だ

昨今、資本主義は多くの問題点を露呈しています。

至る所で「資本主義は限界だ」などの声を耳にしますが、何が問題で資本主義に代わる

ものって何だ?

という疑問に明確な答えは出されていないと思っていましたが、そのヒントになる様な本があったのです。

 

それが「お金2.0新しい経済のルールと生き方」です。

つねに私たちの周りにあるお金や経済の新しい形を提案してくれる一冊です。

 

本当におすすめなので、多くの人に読んでもらいたいです。

 

 

 

ページ数

263ページ

読了までの時間

約3時間

(※あくまで目安です)

著者紹介

佐藤航陽

福島県生まれ

早稲田大学在学中2007年に株式会社「メタップス」を設立し代表取締役に就任

2011年にアプリ収益化支援事業を開始、世界8拠点に事業を拡大

2013年 決済サービスを立ち上げる

2015年 東証マザーズに上場

2017年 時間を売買する「タイムバンク」を立ち上げる

宇宙産業への投資を目的とした株式会社スペースデータの代表も兼務

30歳未満のアジアを代表する30人「30 Under 30 Asia」などに選出

 

本書以外の著書に、

時代を先読みし、チャンスを生み出す 未来予測の技法 (リベラルアーツカレッジ) 

未来に先回りする思考法 

 など

本書の目次

第1章 お金の正体

第2章 テクノロジーが変えるお金のカタチ

第3章 価値主義とは何か?

第4章 「お金」から解放される生き方

第5章 加速する人類の進化

本書の内容

ビットコイン、シェアリングエコノミー、資本主義から価値主義へ

 

資本主義の次に訪れる価値主義とは何か?

複数の経済圏を選べる時代とは?

テクノロジーが進化すれば、経済も変わる新たな経済の生き方

本書の感想

お金という存在の再認識

お金や価値という概念は、普段からあまり深く考えずに日々暮らしていましたが本書を読んでお金という存在を再認識する事ができました。

 

本書の第1章ではお金の正体について触れられています。

それまで物々交換などで支えられてきた物の流通がお金ができた事で、飛躍的にその利便性を向上させました。

 

しかし、それ以来、私たちはお金に縛られる生活を強いられてきました。

お金を得る為に、仕事をしなければならなくなり、好きでもない事に1日の大半を使う事になってしまったのです。

 

多くの人は「食っていく」為に仕事をします。

そこに好きとか嫌いとかはなく、ただ仕事があるのみです。

 

本来、仕事をしてお金を得て「趣味を楽しむ」とか「友達と遊びに行く」という事を通じて、人生を有意義に暮らす事が、働く事の目的ですが、「仕事」自体が目的になってしまっている人もいます。

 

これにより、お金にいいイメージがない方も多いでしょうが、これはお金が悪いのではなくお金はツールなのであるという事を忘れた行き過ぎた資本主義に問題があるのです。

 

お金とは一体何か?

この疑問は、お金と共に生きる我々の問題点とお金とどう付き合っていくか?という疑問の答えにつながっているかもしれません。

 

ポスト資本主義「価値主義」とは?

1980年以降に誕生した子供を「ミレニアル世代」と呼んでいます。

ミレニアル世代は、衣食住にあまり不便を感じる事なく育った為にその前の世代よりもハングリーさには欠ける様です。

 

彼らは物に必要以上にお金を使う事ありません。

シェアリングエコノミーやミニマリストなる現象が起きるのはその為です。

 

彼らは、これまで資本主義が無視してきた価値にならない部分に価値を感じます。

それは、喜びや共感などの感情です。

 

ミレニアル世代は、生まれた頃から携帯電話などがある為、感情に価値を感じて簡単にシェアしていきます。

 

彼らはこれに価値を感じるのです。

それが、資本主義の見落としを補完する「価値主義」です。

 

まとめ

近年、人間の仕事がAI奪われるのではないか?という心配をよく耳にします。

全ての仕事が、AIに取って代わられる事はないにしてもかなりの仕事がそうなるかもしれません。

 

その時、資本主義は継続の危機にさらされるでしょう。

新しい時代には、新しい価値観や働き方が必要だからです。

今までなんの価値もないとされてきた事に価値が生まれ、今まで価値があった物が価値がなくなるそんな事は、現在進行形で起きています。

 

その流れは、これからどんどん大きくなっていくでしょう。

その来るべく未来の価値やお金について今から予習をしておいた方が賢明です。

その未来であなたがあなたらしく生きる為に

 

こんな人におすすめ

  • 働く全ての人

この本であなたが新しい自分になれたら幸いです。