MRのブックログ

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【書評】アドラー心理学を扱った本「嫌われる勇気」を読んだ感想。

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みなさん。こんにちは。

MRです。

今回は、

「嫌われる勇気」を読んだ感想を書きます。

本書は、アドラー心理学を哲人と青年との対話方式でまとめた一冊になります。

嫌われる勇気

嫌われる勇気

 

 

ルフレッド・アドラーとは?

まず、アドラー心理学を知らない方の為にアルフレッド・アドラーの紹介をします。

アドラーオーストリア出身の精神科医・心理学者です。

無意識をはじめて研究した同じくオーストリア出身の精神科医・心理学者のジークムント・フロイトの共同研究者でしたが後にフロイトの元を離れて「個人心理学」を創った人物です。

その個人心理学が「アドラー心理学」と呼ばれているものです。

 

本書で取り上げられているテーマ

第一夜 トラウマを否定せよ

第二夜 すべての悩みは対人関係

第三夜 他者の課題を切り捨てる

第四夜 世界に中心はどこにあるか

第五夜 「いま、ここ」を真剣に生きる

 

人間は目的論に沿って生きている

あなたは今の自分に満足しているでしょうか?

もし、満足していたらそれはすばらしい事です。

しかし、ほとんどの人が今の自分に満足できずにもっと理想とする自分に近づこうと努力したり、変わろうとしたりしているのではないでしょうか。

 

アドラー心理学では、今の自分でいるのは目的があるからだとしています。

つまり、いくら今の自分に満足していなくても、それは自分自身で目的を持って今の自分でいるのです。

 

つまり、どんなに自分の人生に不満があってもその人生を自分で選びとっているのです。

 

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「あの人」の期待を満たす為に生きてはいけない

例えば、仕事場で上司の期待を満たす為に残業をした事はないでしょうか?

学生なら親の期待を満たす為に勉強していたり、進学を考えたりした事はないでしょうか?

あなたの人生の目的は何ですか?

上司や親の期待を満たすことですか?

 

人生は、他の誰のものでもなく自分自身のものです。

あの人の期待を満たす為に生きている暇はありません。

 

自分自身の手に自分の人生を取り戻しましょう。

 

まとめ

我々は、一人で生きている訳ではありません。

社会で生きて行く事は、他者と少なからず関わっていかなければなりません。

もちろん、心開ける友人もいるでしょう。

決して好きになれない人と過ごす事もあるでしょう。

 

あえて嫌われる事もないですが、一番いけない事は他者に嫌われたないという一心で、八方美人になる事です。

そうなった瞬間あなたの人生は、他者のものになってしまうのです。

 

 

他者からの承認を選ぶのか、それとも承認なき自由の道を選ぶのか。

本書より引用

 

それはあなたが決める事です。

もし、他者の事を気にしすぎて日々の暮らしに疲れているのであれば、本書を読んでアドラー心理学に触れ、自由な人生について考えてみるべきだと思います。

自分らしく生きる事を望む全ての人が読むべき本です。

 

 

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