【書評】圧倒的努力で「人生の勝算」を上げろ
今回、紹介するのは「人生の勝算」です。
読む事になったきっかけは、西野亮廣さんが書いた「革命のファンファーレ」の中で「面白いから読んでみて」と書いてあったので素直に読んでみました。
内容は著書であるSHOWROOMの代表取締役社長の前田裕二さんのこれまでの半生を書いたものです。
経歴だけ見れば、エリートですがその努力はすごいものがあります。
ページ数
248ページ
読了までの時間
約2時間15分
(※あくまで目安です。)
著者紹介
前田裕二
SHOWROOM株式会社代表取締役社長
1987年 東京都で誕生
2010年 早稲田大学卒業後
2011年 ニューヨークで業務に従事する
2013年 株式会社 ディー・エヌ・エー入社
同年 仮想ライブ空間 SHOWROOM立ち上げ
2015年 SHOWROOMをスピンオフ、 SHOWROOM株式会社設立、同月末に合弁会社化
本書の目次
本書の内容
生きて行く為にストリートライブをする事を決め、試行錯誤を繰り返した小学生時代
ストリートライブの経験を基に起業した「SHOWROOM」を世界一にする為に働きづつける現在。
今大注目のIT起業家が自身のサービス「SHOWROOM」の根源と未来、全てを語った一冊
本書の感想
「努力が報われる世界」
現代において、こんな言葉を純粋に言える人がいるでしょうか?
8歳で母親を亡くして、お兄さんと二人で生きて行かなければならない状況になり、自分の運命を恨んだ事もあったに違いありませんが、それでも圧倒的努力して自分の考えたサービスを世界一にする為に努力するその姿は尊敬しかありません。
本書を通じて、感じたのは著者が人生に決して手抜きしていないという所です。
ストリートライブでお金を稼ごうとした小学生時代でも外資系投資銀行で働いている時も決して中途半端ではなく、突き抜けようとする所は見習うべきだと思います。
もう一つ感じたのは、著者は人との出会いに恵まれているという事です。
それもやはり、偶然ではなく努力によるものだと思います。
人は、挫折すると自分の置かれた環境や他人のせいにしてしまう所があります。
しかし、そうではなくそんな環境でさえバネに変えて、より高みに上ろうとする原動力に変える事ができれば、人生の勝算は大きく上がるのではないでしょうか。
それにしても、自転車のサドルを盗まれたエピソードは面白かったです。
こんな人におすすめ
- 起業を目指している方
- 自分のビジネスが停滞している方
- 今人生の困難に直面している方
この本であなたが新しい自分になれたら幸いです。